キンボールスポーツは、直径122cm・重さ1kgという巨大で軽いアドバルーンのようなボールを床に落とさないよう、チームで協力し合う競技です。
キンボールスポーツの「キン」は、英語の「キネスシス/kinesthesis」=「運動感覚/感性」の略語。運動神経を磨く・競うような記録主体の競技とは異なり、感性の創出=「励まし/助け合い/感動の共有や協調性を高める」ことを大切にするスポーツなのです。
人間関係が希薄になりがちな現代社会で「共に生きる力をつける」ことをテーマに、カナダの体育教師マリオ・ドゥマース氏が1986年に創案。子どもから大人まで幅広く楽しめるキンボールスポーツは、今では世界大会も開催され、ニュースポーツの中でも特に注目を集めています。
直径122cm、約1kgの大きなボールを使って、
1チーム4名が、3チームで同時にプレーするユニークなスポーツ!
※あなぶキッズプロジェクトでは、公式ルールのフレンドリールールバリエーションにプラスして「あなぶキッズオリジナルルール」を適用しています。
- 参加資格
- 1チーム4名でプレーします。メンバーは最大8名まで登録でき、プレイヤーは何回でも自由に交代できます。
※小学校1~2年生が競技に参加する場合は、サポート役として、もう1名までの競技参加を認めます。(実質5名のチームで競技できます)【オリジナルルール】
- ゲーム設定
- コートサイズは18~21m×18~21m、正方形でなくてもOK。
1ピリオド7分の1ピリオドマッチとします。
※公式ゲームでは1ピリオド15分の3ピリオドマッチ。試合時間・ピリオド数等は、参加人数や参加者の年齢等に応じて変更する場合があります。
- ゲームの流れ
-
-
(1) じゃんけんなどでヒット権(サーブ権)を決めます。
ヒット権を得たチームは、コートの中央につき、ヒッター以外の3人がボールを支えます。それ以外の2チームは、各チーム4名でコート内すべてを守れるよう守備につきます。
- (2) ヒットは、ヒットチームの1人が“オムニキン”と大きな声で言い、続けて相手チーム(ゼッケンの色)をコールしてから腰より上の部分(手や腕など)を使っておこないます。
ヒット時には、チーム全員が必ずボールに触れていなければなりません。
- (3) 指定されたチームは、ボールを床に落とさないようレシーブします。
レシーブ時は、全身どこを使ってもOK。レシーブに失敗すると、他の2チームにそれぞれ1点ずつ得点が入ります。
- (4) レシーブに成功したら、ボールを持って走っても、仲間にパスしてもOK。今度はレシーブしたチームが、(2) と同じようにヒットします。その繰り返しです。
- 反則について
-
- ◎ヒット時の反則について
- ・セットされていない状態でヒットを行った場合
- ・打つ前のコールを間違える、または声が小さすぎて審判にも聞こえない場合
- ・ヒットしたボールが1.8m以上飛ばなかった場合
- ・ヒットしたボールが水平方向より下向きに飛んだ場合
- ・ヒットしたボールが誰にも触れることなくコート外に飛んだ場合
- ◎レシーブ時の反則について
いずれの場合も、反則したチーム以外の2チームに1点ずつ入ります。